

○レンズ雲が見えたら風が強くなる レンズ雲は長円形で両端がとがり、凸レンズか豆サヤみたいな白色の雲である。この雲があらわれると風が強くなる。主として秋から冬、早春の比較的に上空の西風が強い季節にあらわれやすい。特に低気圧の通過した後、大陸から強い北西風が吹き出すときに多くあらわれる。 ○山に笠雲がかかれば雨、風の前兆 低気圧や前線が西の方から近づくと、これらに吹き込む気流が山にあたり、山肌に沿って上昇する。上空で霧の位となって空中に浮ぶようになる。これを遠くから見ると菅笠あるいは帽子をかぶったように見える。 ○山に黒雲かかれば長風雨 発達した低気圧や台風が近づいている時に、山に黒雲がかかると暴風雨の襲来が近い。 ◎風に関するもの ○海陸風の乱れは天気のくずれ 海岸地方では、一般に日中は海から陸へ、夜は陸から海へ風が吹く。 この海陸風がきちんと交代しているときは天気が安定しているが、これが乱れるときはくずれ始める。 

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